2023年1月から妊娠した時に5万円分、出産した時に5万円分を貰える給付が始まりました。
今妊婦の方には大注目の支援制度になりますね。
始まったばかりなので、貰える条件や方法について疑問を持たれている方も多いと思います。
筆者も実際に条件などを市役所に問い合わせ、10万円分の給付を受けることができました。
(ありがとうございますm(_ _)m)
そこで、どんな人が対象になるのかや、受け取るまでの流れを具体的に解説していきます。
次のことが分かるようにこの記事をまとめました。
- 出産準備金はどんな制度か?
- 誰が、どんな条件で貰えるのか?
- 受け取るための流れ
それでは早速解説していきます。
目次
▷10万円貰える出産・子育て応援給付金とは?
今回の給付金は、2022年10月政府が妊婦と子育て家庭への相談・経済的支援を目的として、示した方針です。
正式名称は『出産・子育て応援交付金』で、2023年1月にスタートしたものです。
妊娠した時に5万円分、出産後に5万円分の給付をお住まい(住民票地)の市町村に申請することで受け取ることができるものです。
(市町村ごとの運営ですので、各自治体で「東京都出産・子育て応援事業」や「出産・子育て応援給付金」など名称が異なります。)
10万円分の給付は、現金振込の他、出産育児関連用品の購入・レンタル費用助成、サービス等の利用負担軽減のために利用できる電子クーポンなどがあります。
給付がどのような形で受け取れるのかは、各自治体で異なります。
(筆者が住む自治体は現金での給付でした)
ただし、これらの給付金を受け取るにはいくつかの条件がありますので、
順番にお伝えしますね。
参照元:妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援の一体的実施(出産・子育て応援交付金)|こども家庭庁
▷いつから始まる?
受け取るための手続きができるのは、2023年1月からです。
「あぁ、私は対象じゃない( ; ; )」
「ぎりぎり妊娠・出産時期が被ってなかった!」
となっている方、諦めるのはまだ早いです!
制度の運用は2023年1月開始ですが、この時までにすでに妊娠届・出生届を提出している方でも、交付金計10万円分が対象になる場合があります!
▷対象者は?もらう為の条件はあるの?
出産・子育て応援交付金(以下、交付金)は妊娠・子育て家庭への相談支援と一体的に実施される経済的支援です。
この交付金の対象者は、令和4年4月以降に妊娠届出・出生届出をされた方が対象です。
妊娠届出を提出 5万円分の給付
出生届出を提出 5万円分の給付 ←計10万円分
例えば、令和4年3月以前に妊娠届出を提出された方は、出生届出の提出のみが対象になり、5万円分の給付を受け取ることができます。
交付金を受け取るにあたっての所得制限はありません。
その他に筆者の市町村では、出生届出に加えて市の保健師さんの赤ちゃん訪問を受けることが条件でした。
この交付金による経済的支援は、妊娠・子育て家庭への相談支援と一体的に行い、ニーズをキャッチする目的があるためです。
事業の運用は各自治体が主体となって行うため、条件が異なることがあります。
▷交付金の申請方法
令和5年1月から申請することが可能です。
交付金事業実施前の令和4年の届出からさかのぼって申請する方も、令和5年1月以降です。
①妊娠届出をお住まいの市区町村へ提出。この時窓口で交付金を受け取るための案内をしてもらえます。
②出生届出を提出。同様に窓口で案内があります。
筆者の自治体は、出生届出後1、2ヶ月後の赤ちゃん訪問終了時に、保健師さんより案内と申請書類をいただくことができました。
令和4年にすでに妊娠届出・出生届出を提出している方は、住民票地に振込口座など必要事項を記入し返送する申請用紙などの案内が郵送で届きます。
▶︎まとめ
出産・子育て応援給付金についていかがだったでしょうか。
出産・子育てには、様々な不安や疑問がつきものですよね。
今回この給付金を受けられて、また保健師さんに訪問していただき
気持ちの面でも経済的にもとても支えられました。
まだまだ始まって間もない事業ですので、少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。
最後に、同時期に出産育児一時金が42万円から50万円増額されました。
忙しい産後に、簡潔な手続き方法を含めて記事にまとめますので、
妊婦さんやママになったみなさん、ぜひご覧になってください。